無所属 東京みらいは、2020年1月25日で、会派結成から1年を迎えました。
皆様のご指導、ご支援、ご協力により、活動を続けてくることができました。心から感謝を申し上げます。
昨年末には、これまでの議会活動とこれからの政策提言をまとめた「東京みらいビジョン2020」を副知事宛に提出しました。私たちが目指す未来の東京の姿を実現すべく、引き続き、皆様との意見交換を重ねてまいります。
さらに、「無所属」の会派として、この1年間、私たちが感じてきたことをふまえて、 行動指針を示すことと致しました。今後とも、これからの政治がどうあるべきか、都民の 皆様から何を期待されているのか、試行錯誤を繰り返していきます。ご指導のほど、どうぞよろしくお願いします。
〇ビジョン 「世界で一番輝く都市」
東京を行き交う全ての人が、その人らしく、誇りと生きがいと居場所を持って、幸せを 感じている。その幸せのエネルギー(輝き)があふれ、世界中に広がっていく「世界で一番輝く都市」を目指します。
参考)東京みらいビジョン2020(無所属 東京みらいHPをご覧ください)
〇ミッション 「政治に新しい選択肢を~ふるい政治の1割を変えよう~」
対立構造でモノゴトを決めていく、あるいは多数派がすべてを決めていく「白か黒か、〇か×か」の政治ではなく、対話と合意形成を通して「第三の選択肢」を生み出していく 政治への転換を目指します。
これまでの常識を理解しながら、新しい価値観を取り入れていく「政治の世界のアーリーアダプター(※)」となって、新しい風を吹き込みます。それぞれの立場や組織の枠組みを越えて、一緒に未来の東京を創るべく、取り組んでいきます。
※アーリーアダプターとは:
イノベーションが起きるとき、新しいサービスや商品、仕組みを比較的早い段階で受け入れていく 約1割の層(アーリーアダプター)の動きが、徐々に全体に広がっていくと言われています。
〇バリュー/行動指針 「私たちがかけ橋になります」
▶︎うもれている課題の芽をみつけます(Discover)
これまでの政治には届きにくかった、政治と接点のなかった人たちの声を、自ら聞きに 行き、あるいは、AIなどのテクノロジーも活用し、課題として顕在化する前に、その本質を掘り起こします。また、若者・子どもや女性、障がいのある方など、多様な方々の政治参加を促し、根本解決を図っていきます。
▶︎政・官・民、多様な主体のかけ橋になり、課題解決に導きます(Collaboration)
行政、政治だけの知恵で社会課題を解決するのではなく、多様な主体の協働を促し、全体の利益を追求します。そのために、積極的な情報発信と新しいコミュニケーションを生み出す場づくりによって、組織や世代などの既存の枠組みを越えた新しい政治参画の形をつくっていきます。
▶︎他の政党や会派の主張や取組をリスペクトします(Respect)
議会にいる誰もが都民の皆様に選ばれた代表者であり、互いに尊敬しあう存在です。主張が異なるからと言って、やみくもに批判することや、対立軸をつくることなく、政策本位の対話や提案により、都民益の最大化に努めていきます。また、行政職員の方々に対しても、敬意と感謝を忘れず、公正・公平・誠実に接していきます。
▶︎今から未来へ、東京から全国へ(Process)
私たちの「今」の取組や判断が、「未来」をつくるという責任と役割を自覚し、目の前の 予算獲得や新規事業をゴールとすることなく、将来世代も含めた全ての都民の幸せを思い描いた政策提案を行います。東京から日本全国、世界全体の課題解決への道筋を示して いけるよう、長期的かつ広い視野で取り組んでいきます。
▶︎新しい価値観を受け入れ、未来志向の提案を行います(Future)
今ある形にこだわることなく、最先端技術やサービスなども取り入れ、未来の東京に必要な新しい政策や考え方を積極的に提案していきます。東京を行き交う全ての人が、自分らしく輝き、その輝きが世界に広がっていく、明るい東京の未来像に向けて、課題解決にポジティブに取り組んでいきます。
このビジョン・ミッション・バリューをもとに、皆さんとの対話を重ね、政治をアップ デートしていきます。
東京都議会議員
無所属 東京みらい
奥澤高広
斉藤れいな
森澤恭子