小池百合子東京都知事と藤田裕司東京都教育長あてに5月19日付で以下の緊急要望(第9弾)を行いました。
(第1弾は3月3日、第2弾は3月11日、第3弾は3月26日、第4弾は4月1日、第5弾は4月7日、第6弾は4月10日、第7弾は4月24日、第8弾は5月14日に提出)

 

引き続き、一歩先を見据えた建設的な提言を続けていくと共に、まもなく開会予定の第2回定例会にのぞんでいきます。

 

東京都知事 小池百合子 様
東京都教育庁 藤田裕司 様

 

 

 

 

先般、「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ(骨格)」が示され、現在、その具体化を図っているとのことです。骨格には、主に休業要請の緩和のステップなどの経済活動について示されていますが、外出自粛や休校・休園、登園自粛の長期化により多大な影響を受けている子どもたちの生活等についても、早急に具体的なロードマップを示していく必要があります。

 

また、国と業界団体等が感染対策ガイドラインの策定を進めていますが、その内容や意義について、都民一人ひとりが正しく理解し、協力していくことが不可欠です。そこで、以下の通り、要望します。

 

記1.学校再開のステップと学校における「新しいあたりまえ」を早急に示すこと。その際、オンライン学習の強みである「個別最適化された学び」と、従来の学校の強みである「運動、体験、交流等からの学び」の最適な融合による「新しい学校のあり方」を目指すこと。(別紙参照)

 

 

 

2.保育施設や幼稚園の休園・登園自粛解除のステップと保育・幼児教育における「新しいあたりまえ」を早急に示すこと 。その際、時差出勤や短時間勤務、在宅勤務などを織り交ぜた新しい働き方に応じた柔軟な保育体制が実現できるよう取り組むこと。(別紙参照)

 

 

 

3.国や業界団体等が策定するガイドラインに即した事業者等の取組を支援し、順守を促すとともに、サービスの受け手側である都民の理解と協力を得ることができるよう、生活の各場面において都民が求められる「新しいあたりまえ」に即した行動について、具体的かつ分かりやすく示すこと。

 

 

例)
・屋内の施設を利用するときは、入口で手指の消毒をすること。
・公共交通機関を利用するときは、必ずマスクを着用すること。
・微熱があるなどの場合は、外出を避けること。

 

(別紙)学校・保育等に関する東京みらいロードマップイメージ

 

 

 

以上

 

 

無所属 東京みらい
幹事長 奥澤高広

 

20200519_新型コロナウイルス感染症に関する緊急要望(第9弾)